NATO軍所属の各国空軍部隊のうち、“タイガー”という ニックネームを持つ飛行部隊が結集し、飛行技術を披露するイベント。この飛行部隊に所属する飛行機には、趣向を凝らしたタイガーのペイントが施されています。第1回は1961年にイギリスのウッドブリッジにて開催されました。フランスの防衛大臣であったピエール・メスメール氏の発案により、飛行隊員と地上隊員 からなる “タイガー攻撃隊“が、初回はアメリカ、イギリス、フランスの各国より1部隊ずつ参加しました。このイベントは大変な成功をおさめ、翌年には6カ国から8部隊以上が参加し、それ以降毎年開催される“タイガーミート”は、徐々に定期的なイベントとなったのです。
2004年には9月に、ドイツのシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州のクロップでAG51機にて開催されました。AG51には黒いパンサーがロゴとして描かれているので、タイガーミートへの参加が許可されました。タイガーミート2004の際にはキャプテンのシュトリッター氏がイベント用のバッジを作り、そのロゴがFORTISの「TIGER MEET 595.10.41NTM04」エディションのダイアルデザインになっています。
世界512個限定ですが、この512という数字は、AG51機の51とその2部隊の2の組み合わせによるものです。 |